不動産を売却する場合、不動産会社に買い取りをしてもらう方法以外に、不動産会社に買い手を見つけてもらう「仲介」という方法があります。
「買い手を見つけるのに時間がかかる」「価格交渉がまとまるか不安」といったイメージを持たれがちですが、自宅の隣人が買い手候補となるならば好条件で契約が進むかもしれません。
そこで今回は、気になる「隣人への不動産売却」についてメリットと注意点を解説します。
隣人に不動産を売却するメリットとは
不動産会社ではなく隣人に不動産を買い取ってもらう際、売り手にはふたつの大きなメリットがあります。
ひとつ目としては、相場よりも高く売れる可能性があるという点があげられます。
高く売れる理由は、隣人の持っている土地と合わせることで土地の使い道が広がるからです。
隣人の土地や自分が売却しようとしている土地が、いびつな旗竿地や狭い土地、他の土地に囲まれた袋地などの場合、2軒の土地を合わせることで整った形の土地となることがあります。
整形地に生まれ変わると、角地となり建ぺい率が緩和され、道路との位置関係から再建築ができなかった土地でも再建築が可能になるなど、土地の価値が上がるケースも珍しくありません。
ふたつ目のメリットは、売却が早くまとまる可能性があるという点です。
隣人が、土地を広げての二世帯住宅やマンション経営に興味を持っている場合、非常にスピーディーに話がまとまるかもしれません。
住み続ける・土地を持ち続ける意志があるならば、隣人は最良の買い手となってくれるでしょう。
隣人に不動産を売却する注意点とは
メリットの多い隣人への不動産売却ですが、注意しなくてはならない点もあります。
まず注意したいのは、隣人が十分な予算を捻出できず、値切られる可能性があることです。
隣人を相手にするシビアな値段交渉は、心理的にも非常に困難となるでしょう。
また、契約が成立しなかった場合や売却の話自体が流れた際に、隣人との関係が悪化する可能性があることも注意しなくてはなりません。
こうした隣人とのトラブルを避けて、妥協して想定を大きく下回る価格で売却しないためにも、自分で隣人と直接交渉はせずに、不動産会社に仲介を依頼することがおすすめです。
まとめ
売却が困難と思われた自分の不動産が、思わぬ高値で売れる可能性があるのが、隣人への売却の最大の魅力です。
売り手の自分にとっても、買い手の隣人にとってもメリットがたくさんある隣人への売却ですが、相手が親しい隣人であるために起こるトラブルもあるでしょう。
こうしたトラブルを防ぐためにも、信頼できる不動産会社に仲介を依頼しましょう。
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