一般の方にとって、一生に一度の大きなイベントとなる不動産購入ですが、その際に行われる「重要事項説明の内容を理解するのは難しい」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、重要事項説明とはそもそもどんな内容なのか、またどんな項目をチェックすれば良いのかをご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、不動産購入時の不安点を解消してください。
不動産購入時に行われる重要事項説明の内容とは
重要事項説明とは、不動産を購入する前のタイミングで行われる、法律に定められた手続きです。
不動産購入は、そもそも一般の方にとっては一生に一度発生するかしないかのイベントなので、不動産に関する知識を持ち合わせていない方がほとんどです。
数千万円という高額な取引になるので、買い主の誤った認識や勘違いを取り払って、正しい情報を理解してもらうという目的の下に行われています。
重要事項説明の内容は、主に「物件に関する権利」「物件自体の構造や形状」「耐震性能」さらに「その土地が災害警戒区域や防災区域内かどうか」などが記載されています。
物件や土地に関する内容以外は金額や契約解除に関する事項、瑕疵担保責任などの取引条件に関する内容も記載されていることも重要なポイントです。
法律や不動産に関する馴染みのない専門用語がたくさん記載されていますが、大きく分けて「義務」「権利」「制限」の3つの内容が記載されています。
最初から通して読んでいると混乱してしまうので、まずは記載されている項目を上記の3つの枠に分類してから考えると理解しやすくなるでしょう。
不動産購入時に行われる重要事項説明のチェックポイントとは?
重要事項説明に記載されている内容をすべて理解することは困難ですが、ここからは最低限チェックしておくべきポイントをご紹介します。
物件に関しては、「権利」「道路との関係」「インフラ」の3つをよくチェックしましょう。
現在の所有者以外の権利があると、購入後にトラブルになる可能性が高いです。
道路に関しては、4m以上の幅の道路に敷地が2m以上面していないと、建築および再建築が不可能です。
そして、水・電気・ガスというインフラ設備が問題なく届いていることも確認しましょう。
取引条件に関しては、契約解除と住宅ローンに関する項目を確認してください。
契約解除ができるケースと期限について明記されているので、その条件と違約金の発生有無を把握しておきましょう。
住宅ローンの項目は、金融機関名と融資条件が詳細に記載されているかチェックしてください。
融資特約に基づいた白紙解除の要件項目なので、「都市銀行」などという曖昧な記載になっている場合は要注意です。
まとめ
今回は、不動産購入時における重要事項説明についてご紹介しました。
一般的に不動産の知識のない方がほとんどなので、すべてを理解することは難しいです。
しかし、要点を抑えておかないと後悔するかもしれないので、今回ご紹介した点は少なくとも確認し、さらに詳しく知りたい場合はご自分で調べてみましょう。
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