戸建てのライフライン設備に「都市ガス」を選ぶメリットと注意点とは?
生活に欠かせないライフラインの1つでもあるガス。
最近はオール電化住宅も増えてきましたが、ガスを使う家庭も多いでしょう。
しかし、気になるのは光熱費の問題ではないでしょうか?
ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」があり、どちらを選ぶかで毎月の料金も変わるため、事前に確認しておくことが必要です。
ここでは、料金面で有利といわれる「都市ガス」について、メリットや注意点をご紹介します。
毎月の光熱費は断然お得!戸建ての設備で都市ガスを選ぶメリット
都市ガスとはメタンを主成分としたガス燃料の一種で、液化するために圧縮し、マイナス162℃まで冷やす必要があるため、ボンベなどでの運搬が出来ません。
したがって、ガス管を使って気体のまま家庭に供給しています。
都市ガスの1番のメリットは料金が安いこと。
地域によってばらつきがありますが、プロパンガスの50~70%程度といわれています。
家族が多く入浴や食事の時間が違う、料理のため頻繁にガスを使う家庭では、料金が安いと安心ですね。
また、都市ガスは地下に張り巡らされたガス管を通じてガスを供給しているため、配管が壊れない限り、ガスが切れることがありません。
安全性においても24時間体制で管理されており、万が一ガス漏れした場合でも、スムーズな換気が可能で引火しにくい点もおすすめです。
「光熱費を抑えたい」「安全性を重視したい」という人にとっては、都市ガスは理想的なエネルギーといえるでしょう。
戸建ての設備で都市ガスを導入する前に知っておくべき注意点とは?
ランニングコストの安い都市ガスですが、「初期費用が高い」というデメリットがあります。
プロパンガスの場合、ガスボンベを設置するだけなので初期コストが安く抑えられますが、都市ガスは工事が必要な場合があります。
家の近くにガス導管が引き込まれていないケースでは、工事内容によっては10万円以上の費用がかかります。
戸建て住宅を建てる場合は、都市ガスが整備されている地域かどうかを確認しておく必要があるでしょう。
配管が整備されている土地であれば都市ガスを選択するのも簡単ですが、そうでない場合、地域特性や生活スタイルなどを考慮して判断しましょう。
また、災害が起こった場合、都市ガスは地下にガス管が通っているため、復旧するまでに日数がかかります。
ボンベを入れ替えるだけで復旧できるプロパンガスに比べると、災害時には不便に感じるかもしれません。
このように、都市ガスにもデメリットがあるので、料金の安さだけで判断しないことが大切です。
まとめ
都市ガスについて解説しました。
料金の安さがメリットの都市ガスですが、プロパンガスよりも火力が弱く、料理好きな人には物足りないかもしれません。
戸建て住宅を購入するにあたり、さまざまな特徴を考慮し、ベストな選択をしてください。
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