すまい給付金とは何か~戸建ての購入をご検討中の方へ~
一定の年収以下の方が、住宅ローンを利用して戸建てを購入する際に、給付金を受けられる制度があることはご存じでしょうか。
その名もずばり「すまい給付金」といいます。
今回は、その金額や要件について、詳しくご紹介いたします。
戸建てを購入時に受けられるすまい給付金は年収によって変わる?
すまい給付金とは、一定の年収以下の方が住宅ローンを借りて、戸建て住宅を購入する際に、最大で50万円がもらえる制度です。
この金額は、年収や共働きかどうか、などによって異なります。
また、購入した戸建ての名義が夫婦などで共有名義の場合は、すべての名義人が給付の対象となり、金額は「年収によって定められている給付基礎額×持分割合」です。
たとえば、「専業主婦家庭で子供が16歳未満」の場合、年収が400万円であれば、50万円の給付基礎額となります。
ここから収入が100万円上がるごとに、10万円ずつ給付基礎額は減り、年収が700万円になると給付基礎額は10万円へと下ります。
ほかにも、「単身者」や「共働きで子供が16歳未満」の場合などは、年収が400万で基礎給付額は40万です。
先ほどのケースと同様に、ここから収入が100万円上がるごとに、10万円ずつ給付基礎額は減ります。
ちなみに、すまい給付金は、都道府県民税の所得割額によって決まります。
同じ年収でも、扶養家族の人数や社会保険料などによって所得自体は変わるため、例に上げた給付基礎額が受けられない場合もあり、注意が必要です。
戸建てを購入時に受けられるすまい給付金の要件とは?
では、すまい給付金を受けるための要件とはどんなものか、みてみましょう。
まず、住宅ローンを利用することです。
住宅ローンをもし使わないときは50平米以上であること、年齢が50歳以上などの要件に合わなければなりません。
次に、品質が担保された一定条件を満たす戸建て住宅であることです。
新築であれば、住宅瑕疵担保責任保険に加入しているなど、中古であれば、売主が不動産会社であることなどが条件になります。
そのほか、戸建てを購入した名義人本人が住むこと、50平米以上の床面積であり、消費税率が10%の戸建てを購入することも要件に含まれます。
また、消費税10%の場合、年収が目安として775万円以下であることも必要となりますが、こちらは家族構成などによっても変わるので、事前に確認しておきたい部分です。
注意点としては、個人が売主の中古住宅の場合、消費税が建物部分にかからないため、対象外になることを覚えておきましょう。
まとめ
受給額は、年収に応じた給付基礎額を元に決まる「すまい給付金」。
さまざまな状況によって所得や給付対象の人数などが変わるため、事前にシミュレーションや相談をしておくとよいでしょう。
また、要件は大きく分けて6つあり、購入する戸建ての状況や家族構成によって変わってくる部分もあるため、しっかりと確認をしておきましょう。
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