中古住宅には新築よりも安く買えるメリットがあり、近年人気が高まっています。
ただし経年劣化している可能性もありますから、購入する際はポイントをしっかりとおさえて選ぶことが大切です。
今回は中古住宅の選び方について、ポイントや失敗例などをご紹介します。
中古住宅の選び方でおさえておきたいポイントとは?
中古住宅を選ぶときは、まず敷地の確認が重要です。
建物と違い、土地の条件は購入後に変更することができないからです。
駅からの距離や周辺環境なども大切ですが、土地そのものについてもしっかりと調べましょう。
地盤の状態や隣家との境界線は、とくにチェックしておきたい項目です。
さらに中古住宅では、前面道路が4m未満の場合は注意しましょう。
建築基準法で、「家を建てるための土地は4m幅以上の道路に2m以上接していなければならない」と決められていますが、古い家は満たしていない可能性があるからです。
その場合、建て替えるときに基準を満たす必要が生じ、家を建てられる範囲が狭くなる可能性があります。
もとの家より小さくなってしまうかもしれませんから、その点はきちんと確認しておきましょう。
では建物の選び方のポイントとは、どのような点でしょうか。
重要なのは、構造のチェックです。
とくに耐震性は、見た目だけではわからないため、専門家に判断してもらうとよいでしょう。
なお建物の状態を調べるときは、築年数だけではなく、メンテナンスの状況も大切です。
しっかりと管理されていた建物は、年数が経っていても状態はよいことが考えられますので、その点も忘れずに確かめましょう。
中古住宅の選び方は失敗例からも学べる!失敗を防ぐための対策とは?
中古住宅の購入における失敗例とは、どのようなものがあるのでしょうか。
よく聞かれる失敗には、以下のような例があります。
●窓がゆがんでいて隙間風が入る
●断熱性が低くて冬になると寒い
●排水口から下水のにおいがする
●見学では気付かなかった雨漏りがある
売主には「契約不適合責任」があり、売却前からある窓のゆがみや雨漏りなどは修繕してもらえる可能性がありますが、できれば購入前に把握しておきたいものです。
このような失敗を避けるためには、内覧のときに細かい部分までしっかりとチェックすることが大切です。
床下ものぞいて、湿気やにおいなどを確認しましょう。
雨の日や違う時間帯など、条件を変えて何回か内覧するのもおすすめです。
基礎や構造などは自分だけではわからない部分もあるため、専門家にホームインスペクションを依頼することも考えましょう。
まとめ
中古住宅の選び方のポイントとは何かについて、ご紹介しました。
新築よりも安く購入できるのが魅力ですが、それでも高いものですから、気軽に買いかえることはできません。
ですから買う前に状態をしっかりと確認して、できれば専門家に調査してもらうと安心です。
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