戸建てを売却する機会は、多くの方にとって人生でそう何度もおとずれることではありません。
だからこそ、売却に関する知識や流れをきちんと理解しておくことが大切です。
ここでは、戸建ての売却までにかかる期間とおおまかな流れ、そして売却のコツについてもご紹介していきます。
戸建て売却のコツは相場価格と売却までの流れを理解すること
まず戸建ての売却を成功させるコツとしては「売却額の相場を知ること」です。
不動産には、それぞれ決まった定価がついているわけではありません。
ですので、きちんと相場を理解し、売却したい戸建ての適正な価格を設定することが重要なのです。
相場より安い価格で売却できても「成功」とはいえませんし、高く設定しすぎると売却できたとしてもかなりの時間を要する場合があります。
さらに、戸建てがそれなりの築年数を重ねていたとしても「リフォームはしない」のが売却を成功させるコツです。
古家は買い手が好きにリフォームできるというのがメリットでもあるからです。
とはいえ汚れが目立つと印象が悪いので、その場合はクリーニングをおすすめします。
また「夫婦と子ども2人の4人家族」などターゲットを想定し、家のなかをモデルハウスのように作り上げてから披露する「ホームステージング」という方法も効果的です。
戸建てを売るまでの流れと売却期間が長引いたときの対処法
戸建ての売却にかかる期間は、だいたい6ヶ月程度だといわれています。
この6ヶ月をかけて、物件の相場を調べることにはじまり、査定、不動産会社の選定、内覧、価格や条件の交渉、契約、決済、引渡しを進めていくことになるのです。
しかし、戸建ての売却に不慣れだったり、営業(広告活動)に力を入れてくれない不動産会社を選んでしまうと、ずるずると長期間にわたってしまう恐れもあるので注意しましょう。
どうしても売却がうまくいかない場合には、価格の見直しや広告用写真の変更などを検討する必要があります。
また、不動産会社に物件を買い取ってもらう「買取」という方法を視野に入れてもいいかもしれません。
価格が下がってしまうことがデメリットですが、定めた期間内に売却したいという方などには有効な方法だといえます。
要チェック｜売却査定
まとめ
戸建ての売却は、マンションや土地に比べて時間がかかってしまうケースがほとんどです。
とにかく早く売りたいのか、それとも時間をかけてでも高く売りたいのか、事前に計画をきちんとたてて、想定される流れを見極めておくことも大切です。
コツをしっかりと押さえつつ、納得のいく売却活動を進めてくださいね。
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