新しい住まいを購入して引っ越すときには、さまざまな手続きが必要です。
この際に重要となるのが住所変更のタイミングで、どのタイミングで住所を変更したら良いのかいのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は不動産の購入を検討されている方に向けて、家購入時の住所変更のタイミングについてご紹介します。
家を購入した後の住所変更は住宅ローン申し込み前がおすすめ
新しくマイホームを購入したときには、住宅ローンの契約前に住民票を移動させておくのがおすすめです。
住宅ローンの本審査に通ると、金融機関と「金銭貸借契約」を締結することになります。
ほとんどの金融機関では、この契約を締結する際に必要となる住所は「融資を受ける住所」に設定しています。
金銭貸借契約締結時に住所が旧住所のままだと、新居に移った際に住民変更登記という手続きを踏まなくてはならず、買った後にも費用と手間がかかってしまいます。
無駄なコストをおさえるためにも、あらかじめ住民票を新住所に移しておきましょう。
家を購入したら必要な所有権移転登記とは
所有している不動産は、その権利関係・所有者・所在・面積などをあきらかにするために不動産登記簿を設定する必要があります。
つまり、家を新しく購入したときには所有権移転登記という手続きをとらなくてはなりません。
このときにも現住所のままで登記をおこなってしまうと、複数回登記を変更させる手続きが必要となってしまいます。
登記の変更を司法書士に依頼した場合には数万円の費用が発生します。
手間やかかる費用、時間を考えると住宅ローンの契約前に新住所に住民票を移転させることが重要です。
まとめ
今回は不動産の購入を検討されている方に向けて、家購入時の住所変更のタイミングについてご紹介しました。
引っ越し前後は何かと手続きが必要で大変ですが、あらかじめ必要となる手続きをリストアップしておくと安心です。
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