住まい探しをするなら、その地域の歴史を知っておくことも大切です。
千葉県の野田市の歴史のことであれば、歴史館の利用がおすすめです。
ここでは、野田市にある「上花輪歴史館」の概要から施設の様子までご紹介します。
上花輪歴史館の概要
千葉県の野田市に住まいをお探しなら、周辺の観光スポットの概要をチェックしてみましょう。
ぜひ立ち寄ってもらいたいのは、上花輪歴史館です。
歴史館の概要は、もとは醤油醸造を家業としていた名主が管理していました。
歴史は古く、江戸時代から上花輪村で使われてきたものです。
歴史的価値が高い建物や生活道具などが保存されており、平成6年に歴史館として開設されました。
建物で古いものは明治3年の門長屋です。
江戸時代の屋敷建築が保存されており、邸宅の脇にある屋敷林と合わせた景観が特徴です。
平成13年には、国の文化財の指定を受けました。
千葉県内では上花輪歴史館だけが名勝という名誉を受けています。
歴史館で残されている建物や道具類などを管理していた名主は、江戸時代の上花輪村の高梨家でした。
高梨家は醤油醸造を家業としており、江戸へ醤油を届けていたといいます。
幕府御用の醤油ともなっていた、歴史ある醤油醸造家として活躍していました。
キッコーマンの前身となる野田醤油を親戚とともにひらいたことでも知られています。
上花輪歴史館の施設の特徴
上花輪歴史館の施設があるのは、江戸川の近くです。
隣接する場所には、キッコーマンの施設もいくつかあります。
上花輪歴史館にある施設は、20もの建築物などで構成されています。
正面入り口にある門をくぐると、門長屋が見えてくるでしょう。
また、書院や数寄屋造り棟などもあり、書院前庭は格式高いものです。
庭は風水思想から設計されたもので、山に見立てた大木や、屋敷林も見ることができます。
さらに北側に進むと自然の地形を生かした塀が作られています。
石垣の塀は船着き場も兼ねており、隣接する川から江戸川へ出る場所としても使われていました。
上花輪歴史館の駐車場には、元蔵と呼ばれる古い醤油蔵の跡があります。
また、駐車場を進むと観音堂や並木が続いています。
並木から伐採した木材は、醤油の絞り機などに使用するものです。
駐車場に木材が寝かされ乾燥させている様子も見てみるといいでしょう。
千葉県の野田市で住まいを探す際に、上花輪歴史館の建物や庭を鑑賞してみてください。
醤油醸造の歴史が千葉県の野田市で受け継がれてきたことがわかるでしょう。
おすすめ物件情報|野田市の物件一覧
まとめ
千葉県の野田市で住まいを探すなら、地域の歴史も知っておきたいものです。
上花輪歴史館は入館料がかかりますが、千葉県の野田市の歴史を知るためぜひ訪れてみてください。
無料駐車場完備のため、車で訪れることもできます。
野田市の新築・中古戸建てはひだまりハウス野田店へ!
2,000万円以下の物件をはじめ、お客様に寄り添った豊富な物件情報をご紹介しますので、お気軽にご相談ください!
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓